だが、結局めぼしい証拠は挙がらなかった・・・。

「う~ん。いったい誰が・・・?」

そこでテイルスはあることに気づいた。

「ねえ、クリームは?」

「あ、そういえば・・・。」

「テイルスが出て行った後・・・。」

「なんかあわてて出て行ったよ?」

と、そのときである。

「あけてくださ~い。」

締め切ったドアから、クリームの声が聞こえてくる。
ドアを開けると、そこには息を切らしたクリームが居た。

「あの、皆さん、チーズ、知りませんか?」

「へ?」

そういえば先ほどから誰も見かけていない。

「しらないですか・・・。チ~ズ~、どこデスかぁ~?」

呑気に探すクリームをよそに、テイルスは今度は嘘発見器でもやろうか・・・。と思っていた。

ところが。

「あ、いました~。皆さん、お騒がせしてすいません。もう、何でこんな隅っこでキャンディーなめてるデスか?いったいどこで・・・。」

「ちょっと待って、今なんていった?」

「え?チーズがキャンディーを・・・。」

「・・・貴様かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

テイルスの剣幕に、クリームは狼狽して涙目になる。

「ど、どうしたんですか・・・!?」

「お、落ち着けテイルス!!許してやれ!!」

ソニックの言葉に、テイルスは不思議なほど従った。・・・見かけだけ。

「そうだね・・・。チーズなら仕方ないよね・・・?」

一同ほっとした、その時。

地面から巨大ロボが出てきた。

「でもね、ソニック・・・。知ってるでしょ、食べ物の恨みは恐ろしいって・・・。」

「やめろ、やめるんだテイルス!!」



テイルスの八つ当たりはすさまじく、(周囲に民家がないからよかったものの)最終的にはシャドウがリミッターを解除してまで止めるという惨事に発展したそ うだ・・・。

ちなみにこれ以後、テイルスは二度とキャンディーを置いていかなくなったという。