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「ほーっほっほ・・・。」
「うるさい!!とっとと用件言え!!」
「なぁらばそうしてやろう!出てこい、わしの最強ロボット軍団よぉぉぉぉぉぉ!!」
言うと共に、天井から次から次へとロボット達が振ってきて攻撃を始める。
「気をつけろ・・・。こいつら、前のやつらより手ごわそうだぞ・・・。」
「大丈夫だって、この前より数多いしさ!」
(一人だけだろ?)
シルバーは心の中でつっこんで迎撃体制をとる。
「ていりゃ!」
「ふん!」
「それそれそれ!!」
ナックルズが殴ればシャドウも殴る。ルージュが蹴ればテイルスが爆弾を投げつけ、シルバーがサイコキネシスでまとめて吹き飛ばせばダンガーがインパクトで 押しつぶしていく。あちこちで鈍い音が響き渡り、轟音が響き、残骸が累々と積み重なる。
「このままじゃ埒が明かない・・・。・・・ダンガー!」
シャドウがダンガーの方向を見ると、ダンガーは全てを悟った顔でうなずいた。
「・・・いくぞ、シャドウ。」
シャドウはリミッターを解除した。
ダンガーは耳輪を片方だけはずす。それでも、当たればロボットが壊れていくだけの破壊力は軽くある。
「ううぅおおおおおお!!」
シャドウとダンガーが風のように広間を走り回り、
さらに天井も破壊していく。そこには、メカの製造ラインがあった。
「こんなこったろうと思ったぜ・・・。後は任せな!」
ソニックが天井へと飛び込み、機械を破壊していく。気がつけば、あたりはソニックたちの息遣いが聞こえるだけの場所となっていた。
「さて、エッグマン。観念してもらおうか?」
「ちょ、ちょっとまてぇぇぇぇ!!」
慌てふためくエッグマンを見て、テイルスは言った。
「・・・ねえナックルズ。」
「ん?」
「あまりにもあっけなさ過ぎない?」
「それもそうだな・・・。ま、あいつらしいったらあいつらしいけど。」
その後、基地の内部をあちこち破壊しながらエッグマンのところにたどり着いた一同はじりじりとエッグマンに詰め寄る。
「あんた、結局何がしたかったのさ?」
「そ、それはじゃな・・・。」
「ま、これで終わりだ。あきらめな!」
「ま、まってくれ!ダンガーはどうした!」
「え?」
確かに周りにダンガーはいない。
「よし、今の隙に・・・。」
エッグマンがそっとアームを操作してカオスエメラルドを取ろうとした、そのときだった。